モイワ二スト　ケスイダ　藻岩山を語る

藻岩山

５コースある登山ルート
そのうち
最も　人気が無い

「小林峠コース」にアタック

去年　遭難してレスキューヘリで吊りあげられて
救出された
小林峠

リベンジよ

けもの道のような　細い道
足を踏み外しそうになりながら
蜘蛛の巣だらけ　虫だらけ
ひたすら笹薮のアップダウン

下山者も居なければ
先行者の足跡も無い

ココは　心を削る登山道

札幌市内　とはいえ
山は山　
登頂にて下山前　霧が出てきて
考える

彼女を残し　ボク１人で下山して
車で頂上に迎えに来るべきか
滑落に備えて２人パーテイで行動を共にするか

相談の結果　一緒に下山
だがしかし
気温16℃で風速3ｍ
体感温度は13℃だろう
コンディションはかなりヤバイ

Ｔシャツで気軽に来た彼女に
万が一の為　いつもザックにいれてる
「ポリ70コットン30の長袖シャツ」
を着せ
ボクは　そのまま薄手長袖で耐えるコトにする

最悪レインウエア１着　エマンジェーシーシート１枚
0.5ｍ厚４斗ビニール袋２枚（アタマの大きさで穴をあけて
スッポリかぶると簡易ポンチョになる・・・蒸れるけど）
がある

魚肉ソーセージ４本　カントリーマーム８枚　飴８個
水は２人合わせて4.5Ｌ
ヘッドランプも１個ある
彼女のアイホンはＧＰＳが付いている

２人とも気力十分　ケガは無い

ようし逝こう



無事下山し
ホッとした

藻岩山に30Ｌのザック
パンパンで登るのを
笑う人は多い

だがしかし
備えあって憂いなし
山は山
なのだ